歯ぎしり、食い縛りと歯茎｜赤羽で歯医者をお探しならトナミビルデンタルクリニック

ブラキシズムとは、キリキリと音を立てる「歯ぎしり」、そして音を立てずに強く歯を噛みしめる「くいしばり、噛みしめ」をあわせた過剰な力の総称です。歯ぎしり、くいしばりによって過剰な力が習慣的に加わると、歯や歯を支えている組織、顎関節や噛む筋肉に負担がかかって傷み、お口の健康を脅かす重大なトラブルが起きやすくなってしまいます。過剰な力からお口を守るには、歯ぎしりくいしばりを減らすことが必要です。

実は歯ぎしりくいしばりは、歯周病に感染していないお口にも、歯周病と似た状況を作り出します。過剰な力が加わり歯や歯の周囲の組織が持続的に圧迫されることによって、歯根膜が傷み、歯槽骨もじわじわと失われてしまうのです。すると、歯が動いて歯と歯の隙間が広がったり、歯が倒れて噛み合わせが変わり噛みにくくなるなどの問題が起きやすくなってしまいます。さらに問題なのが、歯周病に感染している患者さんに歯ぎしりくいしばりの被害が加わる場合です。感染＋過剰な力という複合的な要因によって症状が悪化しやすくなってしまうのです。
また歯周病の治療をし炎症を取り除いても、治療後の回復が思うように進みません。