夢の歯の再生医療
予防のススメ
日本の歯科大学の研究チームが、マウス派の一部を体外で培養し、
完全な歯を再生することに世界で初めて成功したそうです。
親知らずの歯の根の周りにある歯根膜から得られる歯根膜細胞、市販の医療材料、
独自開発した培養液からなる新規培養システム「器官再生法」を開発し、
この方法で、今回、歯の根(歯根)の完成されていないマウスの歯の頭(歯冠)を培養した結果、
1ヶ月でほぼ完全な形の歯が再生。歯の根(歯根)だけでなく歯の土台となる歯槽骨とそれらをつなぐ歯根膜も形成され、
マウスに移植したところ、抜け落ちることなく定着したそうです。
この成果は、従来のインプラントとは異なり、将来の細胞、
組織からなる新しい再生歯”再生歯インプラント“への実現につながる大きな一歩で、新たな可能性が秘められています。
医療応用に向けて進む研究に今後期待が深まります。